ワークショップ無事終了2017年04月24日 09:41

 *** 熊本・菊陽町からのSusurro(ささやき) ***

 さわやかな春の晴天に恵まれ、4月22日(土)午後、「南米アンデス音楽のワークショップ」を開催できた。一か月ほど前から、各町民センターにて参加募集の掲示をしていたのだが、開催2週間ぐらいまでは参加希望者がゼロ。「中止」の二文字が頭をよぎったが、その後 アンデス音楽経験者やまったくの初心者の方々からも連絡をいただき、最終的には13名(内お子さん2名)の参加とあいなった。

 「未経験の人へもっとこの音楽の魅力を伝えたい」との趣旨で企画したのだが、同じ町内で活躍されるグループ「ケナクンパ」さんから5名参加や大学でアンデス音楽をやっていた青年も駆けつけていただきこのイベントは賑やかな会合となった。

 第1部は、名曲「コンドルは飛んで行く」の聴き比べを行い、それぞれの特徴を各人が感じていただけたと思う。また、オリジナルの「コンドル・・」が大衆オペラであることなどのエピソードを織り交ぜながら解説していった。

 休憩時間に、自己紹介や「ポンチョ」を着用しての記念撮影等で話に花が咲いた。

 第2部では、未経験者の楽器体験の場として、自由に触れたり、音出しに挑戦してもらった。

 「ケーナ(縦笛)」を手にしてしばらくすると音がだんだんと鳴り出した。「すごい、すごい!」

 「チャランゴ」は同じく持参した「ウクレレ」と比べていただいてその共通性や違いを感じてもらえたらこのイベントの一つの成果である。

 お子さん達は、「ボンボ(太鼓)」を思いっきり叩いたり「マトラカ(ガラガラ)」を廻して楽しんでもらえたようだ。

 しばらくすると、「ケナクンパ」さんの精鋭5名による「花祭り」の演奏が始まりその場は最高潮に達した。全員一緒に体を動かして踊ったり、手拍子などて参加した。楽しい空気ができあがる。これが、「アンデス音楽の魅力」だと改めて実感した。

 参加いただいた皆様、どうもありがとうございました。

食事と運動の重要性について(油・脂)2017年04月26日 14:02

 *** 熊本・菊陽町からのSusurro(ささやき) ***

 よくテレビ番組で「健康関連」の放送が目に留まる。それだけ視聴率が高いのであろう。我ら一般人にとって、医学的なことはわからないことばかりなのでこのような番組はありがたいものである。

 「カロリー」と言うキーワードから「糖質」に認識が変わっている。「油・脂」をカットする「ノンオイル」では健康増進・ダイエットには間違いであることが認識されつつある。つまり、「油・脂」は生命の維持のためには必要不可欠なのである。

 子供のころは、アブラの種類などまったく気にも留めていない時代だったが、日本でも1980年代半ばからの地中海地方の料理が知られるようになりそれに使われる「オリーブ油」が健康的であることだと知ったときからアブラの種類を気にするようになった。

 最近は、分類上、オメガ3(EPA,DHA等)系のアブラが注目されその効果が期待されている。
 
 我が家では、
1)オメガ3系のアブラ(エゴマ油、青魚の缶詰等)
2)オメガ6系と9の両方を兼備えているアブラ(米油)
3)オメガ9系のアブラ(オリーブ油)
の三種類を使っている。ゴマ油は、風味付けだけに少量使用。

 熱に対しての特性があるので、
オメガ3系・・・野菜ジュースや生野菜に直接かける
オメガ6~9系・・・揚げ物、炒め物などに使用
オメガ9系・・・同じく生野菜や炒め物、パスタ等に使用

 揚げ物には大量の油が要るので、我が家では炒め物中心の献立にしている。

 「トランス脂肪酸」を含むマーガリンやショートニングは避ける方が無難だと思う。使うならばバターの方がいい。

 Tarzanと言う雑誌はわかりやすく解説されており、アブラを選ぶ時の参考になった。

食事と運動の重要性について(運動)2017年04月29日 14:59

ドーム内のサーキットコース
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 我が趣味のアンデス音楽においては、笛類(ケーナやシーク)を吹くときには多くの息を必要とする。日ごろ運動を殆どやらない人がこれらの楽器を吹くと、目の前が白黒の状態で頭が「ボーっ」となる酸欠状態に陥る。これでは楽しく楽器を演奏できる訳がない。

 私自身も10数年ほど笛類を吹いていなかったおかげで、いざ吹いてみると酸欠状態に陥った。「これではいけない!」と運動によって心肺機能を回復させようと決意したのが今から10年程前になる。

 幸運なことに我が家の近く(3kmほど離れている)には県の施設である「パークドーム熊本」があり、サーキットコース(1周450m)は雨や車両に注意を払う必要もなく、おまけに無料で利用できる。

 有酸素運動を始めるに際して、ひざを痛めないように「速歩き」を選択した。ウォーミングアップは、「ストレッチ」から始まり「股割り」、「スクワット」、「腕立て伏せ」と十分に身体をほぐし筋トレをやって、「ウォーキング(速歩き)」に移る。

 始めたころは、1周もすればすぐに動機・息切れがしていたが、徐々に心肺機能が向上し今では時速9kmの速さで10周(最後の2周はランニング)廻れるようになった。おまけに夜の寝つきが非常によくなった。パークドームへは週2~3回のペースで通っている。

 筋力アップにより、身体の代謝が活発になり体重も減り、心肺機能の向上で「アンデスの笛」も今では2時間続けて吹いても何ともない。

 肉体改造成功の秘訣は、半年~1年を目標に計画を立てそれを習慣化してその後も日常生活の一部とすることである。某短期間の高額なダイエットプランよりもいいのではないかな。

 尚、「パークドーム熊本」のURLアドレスは下記のとおり、軽い気持ちで足を運ばれたらいかがだろう?人目を気にせず一途に運動する気構えが大切。
 
 「奇妙な速歩き」をしている姿を見かけたら声でもかけてくださいませませ。

パークドーム熊本
http://www.kspa.or.jp/park.html

南米アンデス音楽の誘惑(2)2017年04月29日 15:03

 *** 熊本・菊陽町からのSusurro(ささやき) ***

 1974(S49)年にサイモン&ガーファンクルの歌入り「コンドルは飛んで行く」をラジオの放送で初めて聴いて、彼らの歌よりも伴奏の「笛の音色」と「メロディーライン」の虜になった。「いったい、どんな楽器なんだろう?」という思いは常に頭の片隅にあった。

 そんなとき、1975(S50)年10月から半年間放送されたTVアニメ「アンデス少年ペペロの冒険」が一層アンデス音楽に夢中になる出来事だった。主人公「ペペロ」と一緒に旅する謎の少女の名は「ケーナ」、彼女がパンパイプを奏するシーンが幾度かあった。その時はこのパンパイプが「ケーナ」だと勝手に信じていたがそれば間違いで、あとで縦笛の方だとわかった。
 テーマ曲は何故か「コンドルは飛んで行く」の出だしに似ており、作詞は製作スタッフの兄弟であった漫画家の「楳図かずお」だった。「黄金のコンドルよ~ 大きな羽を拡げて・・・」と始まる唄は、動画サイトでも聴ける。

 サイモン&ガーファンクル解散後、ポール・サイモンが1973年~74年にかけてソロ・コンサートを行った。73年には全米やヨーロッパ、そして74年春に日本(大阪、名古屋、東京)3か所でも行われた。ど田舎の中学生には、何にも情報がなかった。

 コンサートのステージでは、第1部に、S&Gのアルバム内の「コンドルは飛んで行く」の伴奏(実際はインカスのアルバム内の曲に歌詞を被せて1曲とした)を務めた「ロス・インカス」と共演し、「コンドルは・・」「ダンカンの歌」「ボクサー」などを演奏した。現在でも「LIVE RHYMIN」と言うタイトルのCDで聴くことができる。また、動画サイトにもあるようだ。

 ただし、当時のロス・インカスの所属レーベルとポール・サイモンのそれとが異なるために、このステージやアルバムでは、「ウルバンバ」と名乗って共演している。

 「ウルバンバ」とはインカ帝国の首都だった「クスコ」から世界遺産である遺跡「マチュ・ピチュ」へ至る途中の渓谷や流れる川の名称で下流ではアマゾン河へと合流する。

 ちなみに、当ブログは、「ロス・インカス(ウルバンバ)」からヒントを得て、「もっこす・インカス(ウルルンバンバ)」とした。「もっこす」とは、熊本の方言で「頑固者(堅物)」という意味で、「インカの賢者」ならぬ「インカの堅者」といったところだ。

 私がこのライブ音源を聴いたのは、1976年たまたま学生寮にあったLPレコードでその生々しさにいたく感動したのを覚えている。特に、笛類よりも「チャランゴ」と呼ばれる南米ウクレレの効果音がとても気になり始めた頃であった。

 この続きは、次のブログにて 2017.4.29

食事と運動の重要性について(ドレッシング)2017年04月30日 11:13

 *** 熊本・菊陽町からのSusurro(ささやき) ***

 今やスーパーマーケットの食料品売り場には、たくさんの種類の「ドレッシング」が売られている。「あっさり系」から「こってり系」などなど。

 ラベルの裏にある原材料一覧を見てびっくり。覚えきれないほどの原料が羅列されいる。その中で必ずと言っても過言でないのが「糖類」が添加されていることだ。

 外食で「サラダバイキング」などを利用すると、皿に盛った野菜が見えなくなるほどに大量のドレッシングをかける人を多く見かける。野菜本来の味はしっかり噛めば十分に感じることができるのだが、常に大量のドレッシングと合わせて食べていると味覚が濃い味に傾いてしまい野菜そのものの味が分からなくなるのでないだろうか?ドレッシングに含まれる「糖類」により血糖値などへの影響は無視できないだろうな。

 今から30年前の1987(S57)年に初めての海外出張で訪れた国は「スペイン」、「美食天国」と言っても過言ではなくとにかく食べ物が美味い。総じてイタリア料理と同じ地中海文化圏なので、オリーブ油、ニンニクをベースに料理されるものが多い。

 ところが現地のレストランで野菜サラダを注文すると、卓上調味料として「オリーブ油」と「ワインビネガー(酢)」が運ばれてきてそれをお好みで野菜サラダへかけて食べるという極めてシンプルなものだった。味も日本のドレッシングに慣れた当時の舌には酸っぱくて「美味い」というものではなかった。その時は日本からドレッシングを持ってくればよかったと思ったものだ。

 今では、食事の最初に千切りした生野菜(ニンジン、タマネギ、ピーマン、キャベツ、レタスの混合)に、市販のドレッシングに代わり自家製の「酢に漬け込んだタマネギ」や「酢ショウガ」と「オリーブ油」または「エゴマ油(アマニ油)」をかけている。まさに、スペインで体験したシンプルドレッシングと同じではないか。酢の効果で疲れにくい身体になったようだ。同様に家族も実感しているようだ。

 元来「万能ソース」とか「万能タレ」などの「万能・・・」と称するものは好きではないのだが、この「酢ショウガ」に関しては「万能ドレッシング」として認めざるを得ない。餃子、肉じゃが、焼き魚、唐揚げ、刺身 その他何でもいける「万能ドレッシング」、漢方の面からも、体温を上げ基礎代謝を向上させるので非常にオススメ。

 ここ2年間で、我が家は「酢ベース」の味に変わってしまった。