予期せぬ中古のチャランゴが手元に! ― 2017年12月08日 18:25
*** 熊本・菊陽町からのSusurro(ささやき) ***
12月3日(日)午前中、熊本の地ではテレビ東京系製作の番組「ガイアの夜明け」が放送されていた。今回は「中古品ビジネス」がテーマ、ここ数年急速に台頭してきたものにインターネット上で出品して取引ができるバーチャル店舗が紹介されていた。対照的にリアル中古品店舗の巻き返し策との比較が興味深かった。
たまたま、家族の一人がそのネットでの中古品の取引を経験していたこともあり、「どんなものが出品されているのか?」興味を持った。せっかくなので、南米ウクレレの「チャランゴ」をキーワードで検索してもらうといくつかの出品商品がヒットした。
その中で目に止まったものが、ある方が出品されていた中古のチャランゴ。出品者の商品解説によると数年前にいただいたが弾けないのでそのままにしてあるとのことで ほぼ新品に近い状態らしい。
掲載された商品の写真を確認すると、サウンドホール内に貼ってあるラベルは「○○ャ」というボリビアのチャランゴでは有名な製作者の工房製だった。ウクレレで言えば、「カマカ」と言うハワイのブランド工房のコンサートウクレレに値するものだ。
材質は、「ナランヒージョ」のボディに指板は「黒檀」らしく「コンサートモデル」のようだ。提示価格をみると、国内の販売店で取り扱っている一般的なビキナー用モデル相当のチャランゴと同等だった。
特に購入の予定ではなかったのだが、これらの情報から決断し家族に購入手続きを依頼しその日のうちに完了した。
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決済から5日経過した8日、現品が手元に届いたのでさっそく開封してみた。
梱包されてきたダンボール(アマゾンのダンボールが再利用されている)
サウンドホール下の胴に貼ってある工房のラベルによると作成は2005年の8月なので、10年以上が経過していることになる。
表面板は年月の経過のせいか黄ばみが濃くなっているが、その他はきれいな状態である。
指板は、確かに「黒檀」が使われており「コンサートモデル」に間違いないだろう。
張ってある弦は、フロロカーボン弦のようだ。さっそく調弦を行い音出しをすると、十分な低音と音量が出ている。弦高も低くかき鳴らしがスムーズに行える。いい楽器に巡り合えた。
胴体にエンドピンを取り付けて、ストラップで吊り下げるように加工を行えば演奏用のチャランゴが出来上がる。
アワイヨのソフトケースにチャランゴ本体が収納されていた
ナランヒージョ材質のボディ、とても軽く取り扱い易い
ギター用ギブソンタイプのエンドピンを自分で取り付けたボディ
フェンダータイプより直径が小さいのでチャランゴには適している
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