楽器ケースについて一考2017年05月09日 14:03

 *** 熊本・菊陽町からのSusurro(ささやき) ***

 楽器は使用しないときは楽器ケースに入れておくのが一般的だが、そのタイプも大きく3種類に分けられる。

1)ソフトケース:安価な上にとにかく軽いので、楽器単独時との重量増加無視できる反面、外部からの衝撃には弱い。

2)ハードケース:ソフトケースの利点と弱点が逆転した特徴。大事な楽器ほどこのケースを選ぶのが一般的だ。担いでの移動は重たいし何かとかさばる。

 最近は、2つの中間に位置づけられる「セミハードケース」があり、結構信頼性が高い。基本的に形が崩れることはなく、外部からの衝撃を吸収できる程度のクッションで守られている。価格も中間ってところか。

 現在、私は「アンデスの管楽器類」を収納するのに、ウクレレ用のセミハードケースを使用している。ケーナ(縦笛)、シーク(パンパイプ)類がうまく収納できている。重量も比較的軽いので移動時にも苦にならない。




 シーク(パンパイプ)に関しては1mを超える長さの「トヨス」は使わない。使う頻度が極めて少ないのと、持ち運びが大変(コンパクトカーに乗せられない)だからだ。添付写真のように、「サンカ」「マルタ」は、テナーウクレレ用セミハードケースに収納し、「マルタ、チュリ」および「ケーナ」は、ソプラノウクレレ用セミハードケースを利用している。1万円を超えるハードケースに比べて、価格は4~5千円程度で販売されている。

 これ私のおすすめです。



お気に入りのCDジャyケット2017年05月09日 21:54

 *** 熊本・菊陽町からのSusurro(ささやき) ***

 LPやCDアルバムのジャケットのデザインは、いわばそのCD(LP)をアピールするための一つのツールとして役割があると思う。ミュージシャンの写真であったり、使用される楽器の写真であったり、風景やイラストであったりする。

 私が所持しているCDのジャケットの中で最も気に入っているのが、下記に挙げた「ロス・インカス」の3枚である。

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 1枚目と2枚目の添付写真は、それぞれが2枚のLP(右側上下)から編集した1枚のCDで、アンデス地方の民衆の様子が刺繍で表現された布地を映したもので、見ていてほのぼのとした気分にさせてくれる。

 これらのCDは、1970年代の「ロス・インカス」のLPアルバムからの抜粋で、「Rio Abierto」 「忘却の鐘」など最も好きな「チャランゴの響き」が聴ける曲が収められている。





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 3枚目は、幻想的な空間に女性がシーク(パンパイプ)を吹いているイラストで癒される。
右側は、LPでのジャケット。

 1980年のこのアルバムから、ロス・インカスの演奏スタイルが変わってしまった。新バージョンの「コンドルは飛んで行く」は全くの別物のように演奏されており、あまり好きなアレンジではない。現在のロス・インカスも基本的にはこのスタイルをとっているようだ。